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 カサブロー通信 第34号   (12月定例議会)

@ 西宮市の財政は"赤字構造"(第1面)
A カサブローの仲間との「あれこれ談義」Part23(第2面)
 ・西宮市土地開発公社の「隠れ借金」の解消策が示され、33億円の損害が明らかになりました。
 ・フレンテ西宮問題について、新たな展開がありましたか。
B 8年分の議会報告ダイジェスト(第3面)
 ・マンション建設規制について
 ・市役所の行政経営改革の取組みについて
 ・地球温暖化等の環境の取組みについて
 ・市営住宅について
C カサブローのブレイクタイム(第4面)

■ 西宮市の財政は"赤字構造"
西宮市の財政の問題点は、市税収入や交付税などの入ってくるお金で必要な経費をまかなえない"赤字構造"。そのため、毎年基金(貯金)を取り崩し、 さらに新たに借金をする額を増やして収支の黒字化を図っています。

市税収入の落ち込み
経済危機や景気低迷の影響を受けて、市民税は個人・法人ともに大幅に落ち込んでおり、平成21年度は20年度に比べて15億円の減収となりました。 さらに今年度は22億円の減収となる見込みであり、引き続き厳しい状況が続きます。
市税収入が減っているのに予算額は毎年増え続けており、そのしわ寄せが借金となって現れています。

市債(借金)残高の減少額にブレーキ
西宮市の市債(借金)残高は、震災で大きな借金をしたために平成10年度には4,000億円を超えていましたが、平成21年度には2,900億円余りにまで減ら しています。しかし、毎年の借金返済に240〜270億円も使い、支出額の2割近くを占めており、市財政の大きな負担となっています。
さらに収入の不足分を補うために毎年新たに借金をする額を増やしています。このために表に示しましたように、平成22年度は236億円の借金返済を しても市債(借金)残高は92億円しか減りません。このままでは、子どもたちの代まで借金が残ることになります。

基金(貯金)も減っています
震災後、市は毎年多額の財源不足を補うために、基金(貯金)を取り崩して財政収支の黒字化を図ってきました。平成2年度には236億円もあった基金が、 平成21年度には131億円にも減っており、さらに今年度には125億円に減る見込みです。今の状況が続けば、数年先には基金は底をつきます。
また、財政の健全度を示す経常収支比率(70〜80%が健全値)は毎年100%前後で推移しており、必要な経費に収入のほとんどを使ってしまい、余分に 使えるお金が残っていない状況が長く続いています。

今、取り組まなければならないこと
市税収入の増加が望めない状況では、20〜30億円の削減が見込めるムダな事業や補助金の見直し、必要性がなくなっている多くの外郭団体の廃止を早 急に進め、支出の削減を図るべきです。そして子どもたちの世代に借金というツケを回さないためにも、基金(貯金)や市債(借金)に頼らない黒字財政 構造に転換することが必要です。さらに西宮をどのような街にするのか、ビジョンを市民にわかりやすく示し、そのビジョンに沿ったメリハリのある 施策推進(お金の使い方)をしていくべきです。
私は総務常任委員として委員会の中でこれらの点について、改善するように訴え続けています。

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