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■ 意見・要望

高齢者・障害者への地域での見守りについてですが、市役所や民生委員は個人情報を地域に提供することは個人情報保護の壁があってでき ません。また、多くの高齢者や障害者は個人情報を他人に知られたくないと考えておられるために、地域内にどれくらいの高齢者や障害者 が住んでおられのか、また、どこに住んでおられるのかを把握することが大変難しい状況にあります。ほんとうに高齢者や障害者を地域で 支えていこうとするのであれば、地域が腰を上げて積極的に情報収集に取組んでいくことしかないと思います。現に甲子園二番・三番町自 治会では、町内全戸に災害時サポート体制の説明書と応募用紙を配布し、災害時に避難支援を希望される方、または支援ボランティアが出 来る人の募集を行い、地域ぐるみで災害弱者の把握、支援体制づくりに取組んでいます。このように地域が意識を高め、積極的に活動して いくことしか、高齢者や障害者の把握をすることはできません。市はこのような取組みを行っている団体に対して、積極的に支援していく べきだと思います。
資料の図2−3に示しましたように、市も災害時に地域が高齢者や障害者に対して避難支援や安否確認ができるように、地域安心ネットワー クに登録されている高齢者の情報を本人の同意を得て、個人情報保護の誓約書を交わした自治会や自主防災会に平常時から情報提供する取 組みを進めています。しかし、地域にこのような避難支援団体が出来ているのは、先ほど申しました甲子園二番・三番町自治会しかありま せん。避難支援団体を各地域に作っていく取組みに力を入れていくべきだと思います。
また、民生委員の負担を軽減すること、地域安心ネットワークや医療情報救急キットに登録された情報の更新を誰が担当するのかを明確に すること、さらに高齢者の気持を和らげ、個人情報を提供してもらえるような啓発方法を考えていくことが大切です。一人でも多くの高齢 者や障害者が住み慣れた地域で安心して暮らせるような取組みを地域とともに進めていただくことを強く要望しておきます。
次に人事評価システムについてですが、「職員の人材育成」「組織の活性化」に取組むことは大切な取組みだと思っています。しかし、現 在行われている人事評価システムは能力評価にしても業績評価にしても、内容が余りにも複雑すぎて、手間が掛かりすぎています。人事評 価は全職員を対象に実施することを前提に始められた取組みですが、5年経った現在においても全職員に下ろすことが出来ずに、試行実施 を続けていることがそれを物語っています。「職員の人材育成」や「組織の活性化」については人事評価システムにこだわらずに、他の取 組みの中で取組む方法も考えていくべきです。
また、今年度から勤務評定が全職員を対象に毎年実施されることになり、答弁の中でスリム化した勤務評定のシートを人事評価の能力評価 にも使うと答えられています。このように取組み毎にツールを設けるのではなく、一つのツールを他の取組みにも活用していくべきです。 こうすることで職員の負担も軽減され、「やらされ感」も少しは緩和されると思います。業績評価についても同じことが言えます。内容が 複雑であり、もっと簡素化し、資料にも示しましたように目標管理システムの評価シートに統合すべきだと思います。
次に環境マネジメントシステムについてですが、10年以上もエコオフィスやエコ監査の取組みを続け、完全にマンネリ化しています。さらに、 電気や紙の使用量の削減を目標にしながら、毎年減少どころか増加し続けている状況では、職員に「やらされ感」だけが残っても当たり前 だと思います。
エコオフィスやエコ監査の取組みは、まさに職員の意識改革の取組みですが、先程も申しましたように意識改革は効果や成果がなかなか見 えてきません。10年間も同じことを続ければ、マンネリ化して当たり前です。庁内エコ監査結果でも「職員は十分な節電の努力を行っており、 意識改革だけではこれ以上の節電はできない」と結論づけています。
しかし、今年夏の節電の取組みでは15.4%もの大幅な削減ができました。その取組み内容を見ましても、「執務時間外の消灯」「照明器具 蛍光灯の間引き」「空調温度の調整」「空調時間の1時間短縮」「情報機器の省エネ設定」「ノー残業デーの拡充」など当たり前の内容です。 なぜもっと前から取組まなかったのかと思います。エコオフィスの取組みは、このようなことにも気がつかなかったのでしょうか。環境マ ネジメントシステムの取組みは、根本的に見直す時期にきています。
西宮市役所は人事評価や環境マネジメントの取組みでも分かるように、職員の意識改革が大好きです。しかし、職員の意識改革はだらだら と続けるものではなく、PDCAサイクルを働かせ、節目節目で見直しを行うべきです。そして今年夏の節電の取組みでもわかったように、必要 がある時にはトップダウンで取組み強化を図るべきだということを指摘させていただき、私 木村嘉三郎の一般質問を終わらせていただきます。
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