 |
 |
 |
木村カサブローは4月から、「にしのみや未来」の会派に所属することになりました。
@ 平成21年度西宮市予算と今後の財政収支見通しについて (1面に掲載)
A カサブローの仲間との「あれこれ談義」Part16 (2,3面に掲載)
・JR西宮駅前「フレンテ西宮」の店舗の床を市が買収すると聞きました。 これで「フレンテ西宮」は再生できるのですか。
・今回も市立中央病院の予算にただ一人、反対されたと聞きました。どういうことですか。
B カサブローのブレイクタイム (3面に掲載)
・市庁舎のミステリー
「ほとんどの市職員が、存在すら知らない豪華トイレ」
C 連続21回、今回も一般質問をしました。(4面に掲載)
・西宮市の電子自治体の取組みについて − ほんとうに環境側面の検証をしているのか −
D 意見・要望(5面に掲載)
■平成21年度西宮市予算と今後の財政収支見通しについて
予算の概要
西宮市の平成21年度予算総額は2,701.2億円で、前年度に比べて13.2億円(0.5%)増えています。一般会計だけで見ても42.6億円(2.8%)も増えており、近隣市の多くが予算を減額している中で、なぜか、増えています。
歳入(収入)面では、市民税は所得税と違って景気の影響が1年遅れで出るために、今年度の市税収入は839.6億円と前年度に比べて11.3億円(1.4%)増えると見込んでいます。一方、歳出(支出)面では、
公立学校耐震化や校舎建替え、市立中央病院への貸付金の増加、介護保険や国民健康保険などの民生費の増加などで42億円も増えます。歳出増を補うために市の借金である市債発行額は、
前年度比63.3%増の151億円と大幅に増加しています。さらに残りの不足分は基金(貯金)を60.7億円も取り崩し、基金残高は僅か40.1億円となる苦しい予算編成を行っています。また、
市の借金総額は減っていると言ってもまだ2,938.4億円もあり、市民一人当たりに換算しますと61.3万円にもなり、厳しい財政状況に変わりはありません。
予算の内容
今年度の予算の中で実施される主な新規事業は、待機児童解消を図るために公立保育所6ヵ所の受け入れ枠の拡大、小・中・特別支援学校の全教員にパソコンを貸与するなどの校務支援システム・教育用情報機器の整備、
阪急西宮北口駅北西地区まちづくり整備、高齢者を地域で助け合いながら援助を有料で行う会員制のシニア・サポート事業、雇用対策として非常勤嘱託職員の臨時採用などです。
景気低迷の長期化が心配される中、西宮市の今年度予算案は何に力点を置いているのか、よくわからない内容です。神戸市は今年度の予算を「暮らしを守り、明日の神戸づくりを推進する」
「福祉の充実と経済の下支えを重視した」と説明しています。さらに神戸市長はダーウィンの進化論を引用し、「変化に対応できる者だけが生き残れる」「変化は市民の負担と行政サービス
のあり方にも直結してくる。神戸をどう進化させるのか、明確なビジョンをもっと分かりやすい言葉で市民に語っていきます」と述べています。西宮市もこの難局をどのようにして乗り越えるのか
を市民に訴えかけるような思い切った予算組みと分かりやすいアピールが必要だと思います。
今後の財政収支見通し
団塊世代の職員の大量退職が続くこと、人口増と高齢化の進展による行政関連費用が増加すること、「100年に一度の大不況」と言われる景気の急速な悪化により市税の減収が予測されること、
基金(貯金)が平成22年度に底をつくことなどで財源不足は避けられず、平成25年度には138億円もお金が足りなくなると予測されています。昨年の予測では「平成25年度には9億円の余剰が出る」
とされていましたので、この一年でその状況が一変しています。これからの西宮市の財政状況は、さらに厳しさを増していきます。
|
|
 |
|