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@ 市税収入激減・市長不在の予算編成 (1面に掲載)
・市税収入減で綱渡りの財政状況
・さらに厳しさを増す来年度(平成22年度)の予算編成
・市長不在の予算編成
A カサブローの仲間との「あれこれ談義」Part19 (2,3面に掲載)
市税収入の大幅減を補うために、どのような財源確保の方法がありますか。
・補助金の見直し
・コンピュターシステムの小型化
・外郭団体の見直し
・工事費や物品購入費の見積り単価見直し
「フレンテ西宮」問題のその後の展開について教えてください。
・フレンテ活性化の担い手にふさわしくない都市管理
・都市管理の存廃について議論すべきです
B 議会改革に取組んでいますが、前途多難です。 (4面に掲載)
C カサブローのブレイクタイム (5面に掲載)
市税収入激減・市長不在の予算編成
市税収入減で綱渡りの財政状況
今年度の市税収入が約18.4億円減ることが12月定例議会で明らかにされました。固定資産税は約2億円増えるものの、市民税が20.3億円
も減収となるためです。市は昨年3月の定例議会・予算審議時には世界同時不況による景気後退の影響は国の所得税収入には大きく出るが、
市民税は一年前の所得額をもとに算定されるために影響は小さいと説明していましたが、その予測は外れました。
今年度は国民健康保険・介護保険などの予算執行残、道路や建物の工事落札金額が低下したこと、僅かですが給与費の減、一部事業の
来年度への先送りなどで歳出(支出)を押えられるメドがついたために赤字決算は避けられそうです。しかし、今後さらに市税収入が落
ち込む可能性があり、予断を許さない状況です。
さらに厳しさを増す来年度(平成22年度)の予算編成
来年度の市税収入は、今年度の減収額をさらに上回り、約33億円の減収と見込まれています。西宮市の予算総額は2,700億円ですが、特別
会計・企業会計を除いた一般会計だけで見ますと1,550億円となります。この中には人件費や建物等の光熱費・維持管理費、生活保護費など
の扶助費、補助金などの固定的な経費が約60%を占め、さらに借金返済に当たる公債費が17%も占めています。それらを差し引いたほんと
うに自由に使えるお金は予算額の僅か25%程度、金額にして約380億円しかありません。この380億円が学校や保育所を建てたり、その他の
施設や道路・公園の建設・維持管理のための費用、国民健康保険・介護保険等の繰り出し金などに使われています。33億円の減収は380億円
の1割弱に当り、市民サービスに大きな影響を与えかねません。
西宮市では今までは歳入(収入)が不足した時は基金(貯金)を取り崩して賄ってきましたが、その基金も来年度(平成22年度)には底を突くと
予測されています。市税収入の大幅な減収、基金(貯金)の枯渇、国からの補助金や交付金の額に不確定な部分が多いことなど、多くの重圧
の中で来年度の予算を組まなければなりません。財源確保のためには人件費や建物・道路の維持管理費などの節減、増え続けている扶助費
や新たに始めようとしている事業の見直しも行なっていかなくてはなりません。その他にも財源確保のための取組みを進めなくてはなりま
せんが、詳しくは第二面で述べます。
市長不在の予算編成
市税収入の大幅な落ち込みを見込んで、財政課が各局に対して十分に精査した予算要求額を出すように指示していたにもかかわらず、予算
要求総額は歳入(収入)予定額より53億円もオーバーしています。
これからは事業に優先順位をつけて取捨選択しながら予算を組んでいかなくてはなりませんが、その政治判断を行うのは『市長』です。しか
し、その市長は昨年11月中旬に肺がん治療のために入院し、年末の復帰予定も肺炎を併発したために1月15日まで延期し、14日には退院しまし
た。しかし、当分の間は公務を制限しながら自宅から電話で市政を行うとのことで、本格復帰の時期は結局明言されていません。ご本人は3年
後の任期満了まで務める意思を示していますが、このような状況で西宮市の将来を見据えた予算が組めるのか、心配でなりません。
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